バラキサ・アートの作品の強みは、何と言ってもそのユニークなデザインと、染めがしっかりしていることに尽きるでしょう。

デザインはマリの伝統を踏襲しつつ、独自色を強く打ち出すデザイナー・バラと、フランス人であるカミッサのヨーロッパ色が、まるでボゴランの化学反応のように(ボゴランは土の鉄分が自然化学反応で黒く布に染み付きます)爆発し、他に類を見ないオリジナルな逸品となっています。

レゲエ歌手ティキン・ジャーも彼らのデザインを気に入っており、また、フランスでも絶大な人気を誇りました。
ただ、今は2人ともフランスでの活動をやめ、マリに根付くべく「バラの丘」で自然と共に生活しながら、ゆっくりした時間の流れの中で制作を続けています。

繰り返し染められた布は、多くの時間と手間がかかった力作であり、心のこもったあなたへの贈り物です。
是非、アフリカの大地と草木の風合を楽しみながら、末永くお使いください。

 

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バラキサアート小史

【Kamissaについて〜Ballaと出会うまで】

1977年フランスに生まれた彼女はパリの大学で英語を学んでいた時、アメリカで1年間ベビーシッターとしてホームステイしました。その後、彼女はパリの大学に戻るよりも、世界中を旅したい衝動に駆られ、インド・ネパール・ガイアナスリナム・メキシコ・グアテマラ・スリナムと放浪し、その旅は3年間に及びました。
フランスでダンサーだった彼女は伝統的ダンスが好きだったため、西アフリカの伝統ダンスをより学ぼうと1999年、スペインからモロッコ、モリタニアを一人ヒッチハイクで渡り、マリへ行きます。そして、マリのマンデのケラ村のグリオの小さな村でダンスを学ぶのですが、そこで夫となるBallaと出会います。彼はバマコのラスタでしたが、伝統シンボル(衣類に描かれている)や草木染めの探求のために常に小さな村々を訪れていました。
出会ってからまもなく、2000年にバマコ郊外のBallaの丘に移り住みました。この丘はLassaと呼ばれ、「希望の丘」を意味します。そこには電気も水道もありませんが、自然が豊富で、染めのための草木がたくさんありました。

【Ballakissa Arts誕生】

Ballaは1992年からボゴラン衣類を制作しており、妻のKamissaにこのボゴランアートのすべてを教えました。そして、彼らは2つの文化−アフリカの伝統シンボル・天然染色とヨーロッパの縫製を融合することを決意します。彼女は言います:「ボゴラン衣類を作ることはとても気持ちよく、心休まります。自然から与えられたものだけで作るわけですからね。泥と葉と幹と灰からエレガントなものが生まれるのは、本当に素敵なマジックです。そして、そういった草木には消毒やヒーリングといった医学的効能もあるのです。」
2つの文化が融合されたモデルを生み出し、多くのボゴラン衣類を携えて2001年、2人で初めて一緒にフランスへ行ったのです。

【発展】

それらの衣類はすぐに売れ、2人は西欧の人たちは伝統の草木染めが好きなことを知り、2001年から2004年までの4年間、それぞれ1年の半分はLassa「希望の丘」で制作し、半分はフランスで販売するといった生活を送りました。フランス国内の海岸でのサマーマーケット、アフリカンフェスティバル、フェアトレードやオーガニックの展示会等での販売のほか、毎年ファッションショーを開催し、多くの商品が売れました。Ballakissa Artsはまた、MINGA (www.minga.net) というフランスのフェアトレード団体のアクティブメンバーにもなりました。
しかし娘Ballkissaが大きくなるにつれ、彼女の教育のためにも、そのようなマリとフランスを行き来する生活にピリオドを打ち、マリに定住することを決心します。そしてバマコで泥・草木描画のワークショップを開設し、小さなギャラリーショップもオープンしました。バマコでの何度かの展示会を経て、徐々に名前は知れ渡り、やがて遠くからこの丘にボゴラン衣類の注文や購入に人々が訪れるようになってきたのです。
現在、殆どの顧客はマリ人やマリ在住或いはマリを訪れる欧米人となっています。



フランスでのバザール

【フランスでの販売について】

バマコでとても多くの仕事があるため、今はもうフランスで直接販売することはしておらず、MINGAメンバーでもあるごく少数の友人のフェアトレードショップを通してのみ販売しています。特に夏季に彼らに商品を送っていますが、それはボゴランが「太陽のアート」であり、夏のほうが有用だからでもあります。
フランスにおいてBallakisa Arts製品はとても好評であり、高く評価されています。それは、パリには多くのボゴランが入ってきていますが、どれも大きな描画の似たようなものである一方、Ballakisa Arts製品はより軽く、より繊細で独創的な絵が描かれ、より良い縫製がなされているためであるといえます。

【衣装制作について】

フランスで購入したセメントペーパーでパターンを作りはしていますが、マリのファッションデザイナーは常にパターンを使うとは限りません。ここは何でも自由に作る土地柄であり、彼らは純粋な創造物を好むアーティストであるからなのです。




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